日傘

コシラエルの原点であるすべて手作りの一点物の日傘。
愛着を持って永くお使いいただけるよう、細部までこだわり抜いてつくっています。
日傘の絵柄はひがしちかが布用の絵の具で1本づつ描いています。
雨に濡れても滲んだり絵柄が落ちることはありませんが、撥水加工は施していないので、日傘としてご使用ください。
刺繍を施した日傘、装飾を施した日傘、既成の布を使った変わった形の日傘などもあります。

日常の夢を日傘に託して。

生地

手描きの日傘は、上質な綿や麻の白い生地を使用し、布用の絵の具で描いております。万が一の雨でも柄が滲んだり落ちたりすることはありません。お洗濯も可能です。手描きの絵柄を生かすためUV加工は施しておらず、生地自体の遮光率が70~80%です。手描きの日傘以外で、既製の素材を使っている日傘もあります。コシラエルのアトリエで一つづつ裁断縫製して作られております。

無地の日傘

傘骨

約5種類の骨から、絵柄に合わせて選んでいます。長さ、太み、色それぞれに特徴があります。中でもオススメは国産の樫の木でつくられたもの。「板ハジキ」が主流となっている今では大変貴重な「線ハジキ」。職人の技が光る美しい骨です。

ハジキ

ハンドル・持ち手

オリジナルのもの、デットストックのもの、骨董市で見つけたもの、籠編みの作家さんや寄木細工の職人さんにつくっていただものなど、ハンドルには特にこだわっています。絵柄とともに傘の楽しみのツボが詰まっています。オリジナルのハンドルは主にアクリル樹脂製。造形の可能性を追求しながら素晴らしい職人さんと一緒に作り上げます。折りたたみ傘のハンドルは、オプションでお好きなハンドルに付け替えができます(コシラエルの商品のみ)。ハンドルだけの購入も可能ですので、ハンドルの着せ替えもお楽しみいただけます。

ハジキ

ハジキ

上:木棒のハンドル
下:アクリル樹脂のハンドル

ボタン

すべてアンティークボタンを使用しています。ガラスや陶器、プラスチックや木など、素敵なボタンたちの中からひとつづつ選びます。小さいけれど大事なポイントになる大脇役です。

ボタン

石突、飾り布・陣笠

傘の先端の部分を「石突(いしづき)」といいます。ここにも小さなおしゃれを施します。オリジナルの石突や布を絞った飾り布などもすべて手作りです。ほんの小さな一部でも、傘の印象を大きく変えて、その細やかな存在感にうっとりします。

ハジキ

ハジキ

露先

骨の先端につける「露先」はこんなにバリエーションがあり、少しの違いで傘全体の雰囲気を変えます。傘の職人は分業で露先だけを作る職人さんがいます。コシラエルはいろんな露先を集めてその1本に似合うものをつけています。小さくも大きな世界が広がっています。

ハジキ

コシラエルの傘はすべてお修理が可能です。いつでもお気軽にご連絡くださいませ。

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