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コシラエルの傘の外  嘉手納の手の中の木  6がつの106

2018.6.17



木工作家の嘉手納重広​さんは、栗の木を使い、いつも得体のしれないオブジェとかつくっています。初めて嘉手納さんの作品をみたのは、香川にありますお店、プラス106さんでした。なにこれ?と思って手にとったのは、名刺入れ。それはとても名刺入れに見えない。しかも磁石で閉まるというなにか不思議な感覚。そして、私が一目惚れしたのは、キーホルダー。主人用と2ついただいて帰りました。オーナーさんがとても丁寧に素敵に包んでくださった小さな紙袋を抱え、高松空港へ向かうタクシー中、いい買い物したなあとニヤついている私でした。キーホルダーを使わない日はありません。触ると手が喜んでいるような、そんなキーホルダー。小さな満足を日々無意識にそばに置けるなんて、なんて幸せなことなのだろう。と感じます。最近小さな幸せが一番の幸せじゃないかと思うのです。宝くじ当たった!とかよりも、あ、気持ちい風が吹いている。とか、これ美味しい!とか。大きなラッキーはどこか怖いけれど、小さな幸せこそひとつでもあれば、わお!今日も最高!それを毎日思えると、あー私の人生最高だわ!と思えてくる。 触るたび、暖かな気持ちになり自分に馴染む嘉手納さんの作品。プラス106さんのおかげでご縁いただき、今回の展示ができました。初めてコンタクトとったのは去年の8月。時間をかけてできた日傘の為のハンドルと石づき、11本。私自身初めて見えたコシラエルもありました。皆様どうぞぜひお運びいただければと思います。と申しましても少し行きにくい場所にお店があります。でもお店とオーナーの佇まい、細やかな心配り、きっと足を運ぶ価値があると思っています。



+106 6/14-17 & 21-24 (木-日)  11:00 ~ 18:00 香川県高松市屋島西町2453-20​ RENOWA YASHIMA 106号室

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